滋賀県から7月17日に斑点米カメムシ類注意報が発令されました。管内でも、早生品種を中心に出穂期を迎えています。今年は普段見かけない地域においても、イネカメムシの発生がみられます。(写真参照)
イネカメムシは他の斑点米カメムシと異なり、出穂期から登熟初期に籾を加害し、不稔を生じさせ、減収の要因となります。周囲の水稲より出穂が早い圃場の場合は、本種が集中する可能性がありますので、発見した場合には防除時期を早めて出穂期に1回追加防除を実施いただくようお願いいたします。
なお、環境こだわりにお取り組みの生産者様は、農薬成分数の増加にご注意ください。また、特別栽培米にお取り組みの場合、追加防除は特別栽培米ガイドラインから外れてしまいますので、ご注意ください。
ご不明点は、お近くの営農経済センターまでお願いします。
詳細は、下のリンクからPDFファイル3件をご確認ください。
▼イネカメムシの姿▼