～薬味として主役として大活躍してくれる～ 

　葉ネギとも呼ばれるこの野菜は、粘膜の健康維持に役立ち、抗酸化作用で風邪やガン予防に効果があるとされるカロテンやビタミンＣ、カルシウムや鉄分が含まれている緑黄色野菜です。また、鎮痛作用や血栓の予防にも効果が期待されています。

　青ネギを選ぶときは、葉が鮮やかな濃い緑色でピンと張っており、根が白く瑞々しいものがよいとされます。葉の先が茶色く変色しているものやくたっとしているものは、収穫されてから時間が経っているので避けましょう。

　保存の際は、湿らせた新聞紙やラップなどで包んで冷蔵庫の野菜室に入れましょう。小口切りにしてタッパーに入れたものは、水分が飛んでしまわないうちに3〜4日で使い切るようにしましょう。切ってから冷凍保存しておけば、薬味などですぐに使うことができて便利です。

　特有の強い香りは硫化アリルという成分によるもので、疲労回復や血行をよくして身体を温める働きがあり、刻むことでたくさん作られます。切ってしまうと時間の経過にともない栄養が失われてしまうので、食べる直前に調理するのが良いでしょう。