杉谷なすび
甲賀市甲南町杉谷地区で江戸時代から栽培されている希少なナスです。京都の賀茂なすのように丸くて大型の品種で、ややキンチャク状に筋が入るのが特 徴です。平均300~350gですが、大きい実は400g、直径10cm以上にもなります。古来からなぜか杉谷地区でしか育たないと言われており、事実、 近隣で同じものは存在していません。
皮が薄く、肉質はち密でやわらかく、煮るととろけるように柔らかくなる大変美味しいナスです。地元では輪切りにして田楽にしたり、揚げなすとして食しています。煮炊きしても煮崩れしないのも杉谷なすびの特徴です。