~古くからの“薬用野菜”~
緑の部分を食べる葉ネギに対して、白い部分を食べるものを白ネギといい、長ネギや根深ネギとも呼ばれています。年中出回りますが、寒さが厳しいこの時期に育ったものは、甘味が増し柔らかいのが特徴です。
切ったときにツンとする成分はアリシンで、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や消化・食欲増進、免疫活性、抗菌などの働きをするほか、血行を良くして体を温める作用があるので、風邪予防にも効果的です。
選ぶときは、白くつややかで、葉との境がはっきりしているものを選びましょう。保存する際は、泥付きなら泥を落とさず袋のままか新聞紙に包んで冷暗所に置き、立てておくとより長持ちします。洗ってあるものは適当な長さに切ってポリ袋に入れ、野菜室に入れましょう。小口切りしたものやみじん切りしたものは冷凍でき、凍ったまま加熱調理に使います。
また、JAこうかオリジナルブランド「忍しのびシリーズ」の一つである「忍しのぶねぎ葱」は、なんといってもとても太いことが特徴の白ネギです。じっくり加熱することでとろりとした食感と甘さが引き立ち、お鍋の主役になること間違いないです。花野果市各店や量販店で販売していますので、ぜひお買い求めください。