独特の苦味で食欲増進!
独特の苦味と歯応えが特徴のゴーヤーは「ツルレイシ」とも呼ばれ、夏の野菜として広く知られています。最近では夏の暑さを和らげる緑のカーテンとして盛んに栽培されるようになってきました。
ゴーヤーには、疲労回復の効果があるビタミンCが豊富です。ビタミンCには肌を若々しく保つ働きやウイルスから体を守る働き、血管や筋肉を丈夫に保つ働きがあります。また、苦味の成分であるモモルデシンには、胃液の分泌を促して食欲を増進させる働きもあり、夏バテ予防に役立ちます。
選ぶ際は、重みがあり、全体的に鮮やかな緑色で黄色く変色していないもの、イボが密で張りとツヤがあるものを選びましょう。
保存する際は、ポリ袋に入れヘタを上にして立てて野菜室へ。丸ごとなら約一週間持ちます。使いかけは、種と綿を除いてラップでぴったりと包み、なるべく早く使い切りましょう。
種と綿の部分に苦味があるため、調理の際はスプーンで種と綿をきちんと取り除き、切ってから塩でもんだり、茹でてから使うとよいです。また、油で炒めると苦味が和らぎます。ゴーヤーのビタミンCは熱に強く、壊れにくいことが特徴なので、茹でておひたしにしたり、炒めてゴーヤーチャンプルーにしたりといろいろな料理で活躍します。