冬場の鍋料理やサラダなどに幅広く活躍する水菜は、さまざまな栄養成分を含んだ野菜です。鉄分やビタミンCが多く、ビタミンAやカリウム、カルシウムも含んでおり、貧血の予防や老化防止、二日酔いや骨の健康維持にも効果があるとされています。
新鮮なものを見分けるには、葉に切れ込みがあり緑色が鮮やかで濃いこと、茎がしっかりしていて根元が変色していないこと、持ってみて全体的にピンと張っていることなどがポイントです。収穫してから日が経って葉が黄色に変色していたり黒ずんでいるものや、茎ばかりで葉が少なすぎるものは避け、両方のバランスが良いものを選びましょう。
葉物野菜の水菜は鮮度が命なので、なるべく早く食べ切りましょう。保存するときは、濡れた新聞紙などで包んで袋に入れ、野菜庫に立てておくと良いでしょう。食感も味のひとつですので、水菜のシャキシャキとした特有の食感を活かすためには、冷凍保存は適していません。
漬物やおひたし、鍋の野菜として活躍してくれますし、炒め物に彩を添えるにもピッタリです。煮物にしても美味しくいただけますが、煮過ぎず最後にサッと入れる程度にすれば、食感をより楽しむことができます。