~冬野菜の代表格。寒い時期に甘みが増します~
ダイコンは一年中出回っていますが、寒い時期に甘みが増して美味しくなります。
ダイコンに含まれている辛味成分はガン予防に効果があるといわれ、ビタミンCも豊富です。また、消化を助け、胃腸の働きを整えて食欲をアップさせるジアスターゼも含まれています。ジアスターゼは加熱すると壊れてしまうので、生のまま食べるほうが効果的です。脂っぽいものを食べるときにダイコンおろしを添えると消化も良く、さっぱりとします。
選ぶときは太くて重いもの、そして皮に張りがあるものが新鮮です。葉が付いているものは、そのまま置いておくと葉から水分が失われてスカスカになってしまうので、葉を切り分けて保存しましょう。使いかけのものは、乾燥しないよう切り口をラップで覆い、ポリ袋に入れて野菜室へ。葉の部分は茹でて刻んで冷凍しておくと、味噌汁の青味や煮物の彩りにもなり便利です。
葉の付け根の部分は甘く、先端ほど辛味が強くなるので、生で食べるときは葉に近い部分、煮物など加熱する料理には真ん中の部分、先端は味噌汁など料理によってうまく使い分けましょう。