ＪＡこうかは10月23日、甲賀市水口町のほ場で「ＪＡこうか親子落花生栽培教室」として収穫体験を開きました。

　この教室は、農作業を通じて地域の若年層世代に食の大切さや、農業、JAへの関心を高めてもらうことを目的に実施したもの。5月から全4回で栽培から収穫教室の実施を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、今回の収穫体験が初の開催となりました。

　当日は、地域の親子とJA職員41名が参加。はじめにJAの事務局からこれまでの落花生の生育経過と収穫方法の説明を聞いた後、収穫作業をスタート。引き抜いた株にたわわについた落花生を見た参加者からは歓声が上がり、「土を掘るのに苦労したけど、たくさん採れてうれしかった」「農作業の苦労とともに収穫の喜びを知り、食の大切さを子どもに感じてもらうことができて良かった」と感想を話しました。

　当ＪＡくらしの活動課の山城昭樹課長は「新型コロナウイルスにより収穫のみの開催となったが、生育過程を随時発信してきたことから、栽培の苦労や収穫の喜びを感じていただけたと思う。今後も食や地域農業、JAへの関心につながる活動を続けていきたい」と取り組みの意欲を話します。