JAこうか女性部は4月19日、令和3年度の通常総会を甲賀市水口町にあるJA本所で開き、部員や関係者など約40名が参加しました。
総会では、同部の上田和子部長が「コロナ禍においても地域に根差しイキイキとした活動を工夫しながら行い、女性部に入って良かったと思える取り組みを皆さんとともに行っていきたい」と挨拶。その後、当JA総合企画部の山村良司部長が「女性が幅広く活躍できる場づくりとして、JAとしても女性部の活動を支援し、ともに地域の仲間づくりや絆づくりを進めたいと考えている。女性部員のつながり力を発揮し、部員の輪を広げていこう」と挨拶を行いました。
議事では、同部の前出貴美子さんが議長となり、令和2年度の活動報告や収支決算、令和3年度の活動計画や収支予算など、上程された4議案すべてが賛成多数で原案通り可決・承認された。その後、同部の新役員の紹介を行い、JA事務局員が自己紹介と令和3年度の抱負を話しました。
総会後には、元滋賀県立高等学校教師の猪飼由利子氏が『「最後まで自宅」で暮らす覚悟と準備』と題した記念講演を行い、自宅で最期を迎えるために備える“老い活”について紹介。最後まで自宅で暮らすことが幸せな理由を、「①自分らしく自由に暮らせる ②老後の進行が緩やか ③老後破産を避けられる」などと話し、老後に向けた片付けや簡単な料理方法について笑いを交えながら紹介しました。参加者からは「余生を考えるきっかけになった。最期のことはまだ先だと思っていたが、講演を聞き今からできることを探して習慣化したいと思う」との感想が上がりました。