寒害対策
これから冬を迎えるにあたり、寒害(凍害、寒干害、寒風害等)を受けないために茶園の排水・保温対策を進めましょう。特に幼木園や樹勢の劣る茶園(病害虫被害園、葉層の少ない茶園)では対策を万全にしてください。
気温が10℃以下になると秋芽の生育は止まりますが、根の水分吸収は続くため、適度な土壌水分は欠かせません。敷わら等で土壌の乾燥や地温の低下を防ぎましょう。また、防風ネットを設置し、寒風を和らげ寒害の被害を最小限に抑えましょう。
点検
主たる茶園管理が終了し、農閑期を迎えます。次年度に向け今一度、摘採機や防除器具・製茶機械・防霜ファンの点検、茶工場内・茶園作業での危険箇所を事前に確認し、その対策を行いましょう。
また肥料や農薬などの在庫確認を行い、来年度に向けた計画を立てましょう。