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【11月の営農情報】令和2年産米の状況

 令和2年産のJAこうか管内の地場検査結果について、地域・品種別に見てみましょう。
 本年産の地場検査米の1等比率はうるち米全体で56·3%(全地区平均)となり、2等以下の格付け理由は「乳心白・腹白」「カメムシ類」が多くを占め、「整粒不足」も発生しています。
 品質不良の発生原因として、①幼穂形成期から出穂期の日照不足 ②登熟期の高温が考えられますが、今後詳しい調査結果が分かり次第、研修会および農談会などで報告させていただきます。

 image表の結果は令和2年10月7日時点のものです。品種別の1等比率の状況を見ると、早生品種では特栽コシヒカリ、コシヒカリ、特栽みずかがみ・みずかがみの順に1等比率が高く、中生品種である日本晴は低い1等比率となりました。また特別栽培米と一般栽培米を比較すると、特別栽培米のほうが1等比率が高い傾向となりました。 日常の管理が第一ではありますが、次年度の計画を立てる際には作付品種の選定や栽培管理体系の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

※数値が/となっている箇所は、9月末時点で検査がないものです

※ 合計の数値は全地区の出荷袋数に応じた等級比率を表しています

 

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