収穫も終わりに近づきホッと一息つける時期ですが、収穫後は農機具の整備・点検、畦畔やほ場環境の確認を進めるとともに、今年の反省をふまえ、次年度に向けて計画を
立てることが重要です。
まず、生育・収量・品質など今年の結果について良かったことや、良くなかったことをまとめ、失敗を繰り返さないために対策を考えましょう。 以下のポイントを参考にしてください。
①生育の状況
・育苗の状況(苗の徒長や生育状況)はどうか?
・移植時の植え傷みや欠株が発生したかどうか?
・倒伏の具合はどうか?
・雑草の発生はどうか?
・病害虫の発生はどうか?
②収量の状況
・地域の作況や前年の収量と比較しての増減は?
・ ほ場による収量の変動は、例年と比較してどうであったか?
③生産した米の品質
・等級は想定通りであったか?
・等級が落ちた理由は?
以上の項目などを振り返り、品種構成や施肥・農薬設計を検討し、来年の米作りに活かしましょう。