施肥
一番茶摘採後、茶樹の窒素吸収量は気温の上昇に伴って増加していきます。二番茶の収穫に向け、できるだけ早く速効性のある肥料を窒素成分が10a当たり約10㎏(年間施用量の約20%)になるよう施肥しましょう。また、肥料の散布後は必ず浅耕し、土壌と混和してください。
防除
6月は、気温の上昇に伴って病害虫が増える時期です。二番茶の品質・収量に大きな影響を与えますので、暑い時期の防除となりますが、使用基準を遵守して効率的な防除を心掛けてください。また、農薬散布時には防護メガネや防護マスクの着用を遵守してください。
二番茶の摘採
二番茶芽は雨や気温の影響を受けて、出開きが早く、硬化が急速に進むため、特に刈り遅れには注意しましょう。摘採後の生葉は葉痛みしやすいので、生葉を日陰で風通しの良いところに保管し、できるだけ早く製茶工場へ搬入してください。また運搬時には遮光シートで覆うなどの対策を行ってください。