JAこうか女性部は2月10日と13日の2日間、農の学習会として「春夏野菜の園芸講座」を当JA本所研修室で開催しました。

　農の学習会は、主に同JA女性部員を対象とした全体活動の一つ。“食と農”を基軸として活動する女性部員らに対し、農業を始めるきっかけを作るとともに、農業への興味や知識を深めてもらうことを目的に実施しています。毎年2月と8月に開催しており、今年で5年目。両日合わせて81人が参加しました。

　講座では両日、当JA営農経済部 園芸特産課の堀内翔平営農指導員と、農山漁村文化協会東海北陸近畿支部の寺元和矢さんが講師となり、春夏野菜を中心とした野菜作りの基本や注意点などを説明しました。

　初級編として開いた10日の園芸講座では、土づくりや肥料の種類、連作障害や病害虫対策について説明。その後、ジャガイモの栽培方法やオクラを上手に育てる技術などを紹介しました。また、応用編として開いた13日の園芸講座では、タマネギの管理方法やカボチャやトウモロコシの春夏野菜の植え付け方法、直売所での販売を想定した野菜づくりの技法などを紹介し、参加者は積極的に質問をしました。

　参加者は「農業を始めようと思って参加したので、連作や土づくりなど、基礎を知れて良かった」「野菜づくりの技法を実践して、良いものができたら出荷したい」などと感想を話しました。