土壌改良
二番茶摘採後は土壌改良に適した時期です。茶樹の健全な生育、安定生産を図るため、積極的に土づくりを行いましょう。基本的には土壌の酸度矯正、有機物の施用、不足成分の補充となりますが、基準量以上の施用などにより極端に土壌成分が変動することのないよう、土壌改良資材の散布を行う前には土壌診断することをおすすめします。
病害虫防除
二番茶後の茶園は、一年で最も病害虫が発生しやすい時期です。
カンザワハダニ、チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイの基幹防除の適期は7月下旬~8月上旬です。また、7月中旬頃にはチャノコカクモンハマキの発生が見られます。茶園をよく観察し、適期防除に努めましょう。
なお、農薬の散布前にはラベルをよく読んで使用基準を必ず守ってください。風が強い日など、ほかの農産物に飛散する恐れのある日は散布を避けるなど細心の注意を払いましょう。