畑の準備
畑は日当たり・排水性のよい場所を選び、１㎡あたり完熟堆肥２～３ ㎏、苦土石灰１００ｇを施用し、根が深く張るので深く耕しておきましょう。播種１週間前にJAこうかオリジナル化成肥料『紅くれない』を１㎡あたり１００ｇを施し、１２０㎝幅の畝を立てましょう。
※ 元肥が多すぎると初期の品質が悪くなるため、元肥は少なめにし、様子を見ながらこまめに追肥を行うと長期間収穫ができます
播種
オクラは直接種まきする方法（直播栽培）と苗を植える方法がありますが、移植を嫌うので直播栽培をオススメします。また寒さに弱く夜温10℃以下では生育が停滞するため、露地の直播栽培では５月中旬以降が種まきの適期です。一カ所３～４粒ずつ、株間１５～２０㎝で播種します。オクラは種皮が硬く吸水しにくいため、種まきの前に一昼夜水または３０℃位のぬるま湯に浸しておくと発芽がよくなります。
間引き
本葉１ ～ ２ 枚の頃に間引き、２～３本立ちにします。間引きの際は根を傷つけないようハサミを使って株元から切るようにしましょう。
追肥・支柱
生育が旺盛になるため肥切れさせないよう追肥をしましょう。本葉５～６枚の頃に株元付近に１回、開花以降は草勢や葉色を見て２週間間隔で、株間や畝肩にJAこうかオリジナル化成肥料『琥珀（こはく）』を１㎡あたり２０ｇ程度施用し土と混ぜます。花が頂部につくときは、若どりして追肥をしましょう。また、風で倒れないよう草丈が１ｍ程度になった頃を目安に支柱と紐で固定しましょう。
※ 草丈が１～２ｍになるため支柱は長いものを使いましょう
収穫
播種後５０～６０日で収穫ができ、さやの長さが５～８㎝くらいになったときが収穫適期です。大きくなりすぎると硬くなり、食味も悪くなりますので注意してください。収穫が始まったら、収穫節から1〜2枚の葉を残して下葉を摘んで除去し、風通しを良くしましょう。
