2月2日、甲賀市甲南町にある甲南情報交流センターで『ＪＡこうか女性部 女性フェスティバル＆家の光大会』を開催しました。

　これは女性部の一年間の活動の成果の発表と紹介を目的に毎年開催しているもので、女性部員や地域住民、JA職員など約300名が参加しました。

　第1部では、会場のロビーや研修室で、パッチワークや絵手紙など各倶楽部の作品展示や、気功・フワラーアレンジメント倶楽部の体験講座、売上の一部を義援金とする手作り市などを実施。また女性部の一年間の活動を写真とともに記した壁新聞も好評で、女性部に未加入の参加者に部員が活動内容を説明する場面もみられました。

　また第2部では、JA女性組織綱領を参加者全員で唱和した後、女性部の上田和子部長が「食と農の大切さを次世代へどう伝えていくかが私たちの使命。今日の講演で一人ひとりがさらなるパワーアップをし、地域を元気にしてほしい」と挨拶。その後、よさこいとカラオケ、フラダンスのステージ発表が行われ、参加者が手拍子を叩くなど盛り上がりを見せました。また、音楽療法士の高本恭子氏が『地域で元気に輝こう』と題し、音楽療法士として患者と向き合ってきた自らの経験談を盛り込んだ記念講演を実施。「音楽療法は、音楽を薬とするひとつの治療法。昔聞いた曲を歌うことで、昔の記憶が呼び起され、心と体のバランスを保つ作用が起きる」と紹介し、唱歌「ふるさと」など音楽療法で実際に使用されている楽曲を参加者全員で合唱しました。

　笑いを交えた講演に、参加者からは「笑いあり、涙ありの講演で、懐かしい歌も合唱し、生きる活力が湧いた。次年度も女性部の活動に参加し、人生をイキイキと楽しみたい」と感想があがりました。