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【11月の営農情報】平成30年産米の状況

平成30年産米の状況

 平成30年度のJAこうか管内の地場検査結果について、地域・品種別に見てみましょう。

 本年産の地場検査米の1等比率はうるち米全体で70·2%(全地区平均)となり、昨年とほぼ同数値になりました。2等以下の格付け理由は「乳白」と「心白」が多くを占め、一部「発芽」も見られます。

 今年度は夏に接近した台風により収量に影響が見られたものの、出穂期から8月下旬までの気温・日照時間が高く推移したことから籾数は「平年並み」が予想されます。しかし収穫前の台風と長雨による倒伏や刈り遅れにより、穂発芽などの風水害が見られ、収量に影響が見込まれます。

地域・品種別の1等比率の状況 (単位:%)
  特栽コシヒカリ コシヒカリ 特栽キヌヒカリ キヌヒカリ 特栽みずかがみ みずかがみ 日本晴
水口 95.4 33.4 58.9 55.4 86.4 81.3 85.4
土山 75.7 60.8 60.0 69.3 90.8 57.3 100.0
甲賀 76.3 45.9 71.8 49.7 88.0 92.1 62.4
甲南 43.6 72.6 64.7 61.6 99.9 81.6 70.7
信楽 98.3 87.5 81.3 84.1 100.0 100.0 0
湖南 56.6 38.4 62.8 23.2 67.6 14.1 10.6
合計 77.8 54.0 64.7 56.8 88.6 79.7 69.6

※右記の結果は平成30年10月16日時点のものです。
※信楽は1等の日本晴がありませんでした。
※合計の数値は全地区の出荷袋数に応じた等級比率を表しています。

 品種別の1等比率の状況を見ると、特栽コシヒカリ、特栽みずかがみ、みずかがみの1等比率が高くなりました。また特別栽培米と一般栽培米を比較すると、特別栽培米のほうが1等比率が高い傾向となりました。

 日常の管理が第一ではありますが、次年度の計画を立てる際には作付品種の選定や栽培管理体系の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

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