JAこうか女性部は8月29日と9月6日、農の学習会として「秋冬野菜の園芸講座」を同JA本所研修室で開催し、両日合わせて85名が参加しました。
農の学習会は、全女性部員を対象とした全体活動の一つ。“食と農”を基軸として活動する女性部員らに対し、農業を始めるきっかけを作るとともに、農業への興味や知識を深めてもらうことが目的です。毎年3月と8月に1回ずつ開催していますが、「レベルに応じた内容の講座を開いてほしい」と要望があったことから、今回は初心者編と中級編に分けて実施しました。
中級編として開いた6日の園芸講座では、甲賀市水口町の生産者・有限会社るシオールファームの徳地好雄取締役会長と滋賀県甲賀農業農村振興事務所農産普及課の山下悟主幹が講師となり、白ネギやタマネギ、キャベツ、白菜、ダイコンなど秋冬野菜の栽培方法をパワーポイントや動画などで説明。質問タイムもあり、日頃気になっていることなど具体的な質問が多数挙がった。また講座の最後には、同JAが月に1回開いている出荷者説明会の紹介があり、「今回の栽培ポイントをもとに高品質な野菜を生産し、ぜひ出荷してほしい」と呼び掛けられました。
参加者からは「実際に野菜を生産し直売所へ出荷されている徳地会長から長年の栽培方法の知恵や工夫などの話を聞けたので、さっそく試したい」「高品質のものを生産するための栽培方法などを聞き、出荷にも興味を持った」などと感想があがりました。