【夏野菜の中間管理について】
ナス
2週間に1回、追肥として約30g/㎡の化成肥料を株間や畝肩に施用します。収穫は1~2芽残して枝ごと収穫することで、株が混み合いにくくなります。
秋ナスの剪定は、株全体の3分の1の枝を切り落とすようにします。その後、株元から約30㎝離れたところにスップを入れて根切りし、スコップを抜きながら化成肥料を約30g/㎡追肥します。こうすることで、新しい枝が伸び
てやわらかい秋ナスが収穫できます。
ピーマン
2週間に1回、追肥として約30g/㎡の化成肥料を畝肩に施用します。マルチをしている場合は、株と株の間に穴を開けて、その穴から施用します。枝の勢いが弱っている場合は、早めに収穫し樹勢の回復に努めましょう。
トマト
夏期は株元への灌水より畝間灌水が中心となります。日中を避け、4~5日ごとに灌水するとよいでしょう。
収穫がおおむね終了に近づいたら、下葉の古いものは摘葉しましょう。害虫のアブラムシは見つけ次第、取り除くか適用薬剤で防除してください。
【秋冬野菜の管理について】
キャベツ
定植2週間後に追肥として約40g/㎡の化成肥料を条間に施用して中耕し、2回目は結球部が握り拳程度になった頃に同量を条間または畝間に施用します。
ハクサイ
定植2週間後に追肥として約30g/㎡の化成肥料を条間に施用します。2回目は定植1ケ月後に、3回目は葉が立ち始め結球が始まるときに同量を畝間に施用します。1回目と2回目の追肥後は除草をかねて条間を中耕しましょう。
ブロッコリー
定植2週間後に追肥として約30g/㎡の化成肥料を条間に施用します。2回目はその後20日ほどしてから同量を施用します。株が大きく条間への施用が難しければ、畝間に施用しましょう。