夏の雑草防止・栽培管理
雑草防止
夏の畑において、もっとも困るのは雑草の繁茂です。こまめに抜き取りに入って野菜の生育に影響が無いよう皆さん心がけておられますが、なかなか作業が追いつかないといった方も多いのではないでしょうか?そういった場合の防止として、①植えられている野菜に登録認可を取得した除草剤の散布や、②畝間や条間の中耕管理、③マルチシートなどの活用をされることをおすすめします。
①の場合… まずラベルをよく確認し使用方法を守り、ご使用ください
②の場合… 根や茎などに傷がつかないように、十分に注意しながら行ってください
③の場合… 夏場は「黒マルチ」では地温が上がりすぎることがあります。「マルチ+藁」や
「白黒マルチ」などの活用も検討してください
栽培管理
しばらくの間、日差しが強く気温が高い日が続きます。日焼けなどに弱い野菜には、寒冷紗などを使い対策をしましょう。また、晴れの日が続く干ばつの際は、畝間潅水などを施し水不足の解消をしましょう。
しかし、十分に注意しないといけないのが、夏特有の夕立や台風などの集中豪雨です。一度に多くの雨が降ってくるため、畑が冠水しないように排水対策もしっかり確認してください。
夏はさまざまな野菜が採れる時期ですが、病害虫の発生も多い時期ですので、「つきやすい虫」「なりやすい病気」などを確認して、対策を講じたり適期防除に努めてください。