JAこうか女性部と三重県のJAいがふるさと女性組織連絡協議会は、11月7日、伊賀上野城下町散策や伊賀くみひも体験で交流会を開催し、両女性部員55名が参加しました。
両JAは、永年、金融部門や営農部門が定期貯金のキャンペーンやパックご飯の販売など交流事業を行っており、同JA女性部も平成23年3月からJAいがふるさと女性組織連絡協議会と交流。毎年、互いの名所を巡るウォーキングなどを開催していたが、新型コロナウイルス感染予防により交流を控え、5年ぶりに再開することができた。
当日は、伊賀市にあるJAいがふるさと本店で、第1部として、各JA女性部長が活動報告を行った後、女性部員らが10班に分かれ、2つのテーマ①JA女性部に加入して良かったこと②活動報告を聞いて自分たちの活動に取り入れたいことを基に、グループワークを行い、女性部員らは「女性部に加入したことで、外に出る機会が増え、新しい出会いもあり視野が広がった」「活動報告を聞き、改めて女性部活動の方向性を確認した。積極的に参加、参画できる部員になりたいと思った」など今後の活動への意欲を話しました。
昼休憩では、JAいがふるさとの直売所「とれたて市ひぞっこ」で用意された地産地消弁当を頬張り、和気あいあいと話を交わす姿が見られました。第2部の伊賀上野城下町散策は、ボランティアガイドと合流し、城下町の景色に思いをはせ、散策を楽しみ、伊賀くみひも体験では、明治中期から伊賀の地域産業として伝わる組台を使い、繊細で美しく染め上げられた絹糸で巧みに動かし、キーホルダーやブレスレット作りを楽しみました。
参加者からは「互いの女性部活動発表を聞き、話すことにより女性部活動を改めて考える良い機会となり、楽しい一日だった」「来年は、滋賀県で国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会があることから一緒に運動ができたらいいと思う」などと感想を話しました。
女性部事務局の担当者は、「JAいがふるさと女性組織連絡協議会との交流は13年目になる。県を超えて毎年交流を行っていることは全国的にも珍しい取り組みであると感じている。今後も、良好な関係を築かせていただけていることに感謝し、互いの女性部活動の発展に尽力したい」と話しています。