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【11月の営農情報】令和5年産米の状況

 令和5年産のJAこうか管内の地場検査結果について、地域・品種別に見てみましょう。

 本年度の地場検査米の1等比率はうるち米全体で56.4%(全地区平均)となり、2等以下の格付け理由は『乳白米・腹白』『カメムシ類』が多くを占めています。

 全品種において7月中旬以降の高温による、高温障害によって乳白米が発生し、等級を大きく下げる要因となっています。

 収量については、開花期に気温が高温に推移したことで不稔籾が多発。また、出穂期以降の少雨による水不足で、今年は平年より収量にも大きな影響が出ています。

 検査結果をまとめた表を載せてありますが、今後も検査は続きますので最終の結果などについては、研修会および農談会などで報告させていただきます。 

 なお、集荷数量が計画より大幅に不足しています。生産者の皆さまにおかれましては、1袋でも多くの米を出荷いただけますよう、お願い申し上げます。

※右記の結果は、令和5年10月3日時点のものです1

※ 合計の数値は全地区の出荷袋数に応じた等級比率を表しています

 品種別の等級比率をみると、今年は高温耐性品種である『みずかがみ』を除き、全体的に1等比率が大きく低下しています。(令和4年度1等比率73.7%※前年同時期) 特別栽培米と一般栽培米を比較すると、特別栽培米のほうが1等比率が高い傾向となりました。

 日常の管理が第一ではありますが、次年度の計画を立てる際には作付品種の選定や栽培管理体系の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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