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【10月の営農情報】小麦の播種作業~ポイントは適期作業~

■播種目安と注意点

 令和6年産小麦より、『農林61号』から『びわほなみ』に品種転換を行います。播種時期や肥料設計など、変更点がありますので、ご注意ください。

 管内での播種の目安は、11月7日~11月15日です(中山間地域は、少し早めの11月5日~11月10日が目安です)。びわほなみは農林61号より播種適期が数日遅いので、注意してください。播種が早いと病害の影響を受けやすく、遅いと茎数不足による収量低下に繋がります。播種時期が遅れた場合には、1~2㎏播種量を増やて、茎数の確保を目指します。

 麦類は、土壌湿害を受けやすいため、土壌がよく乾いた状態で播種を行いましょう。また、そのためにも排水対策が重要です。排水溝や排水口の設置などはほ場の排水性に合った対策を行いましょう。

 

■小麦播種作業の流れ

《播種の作業工程》 資材散布→耕起→施肥→播種→覆土→除草剤散布

 耕起後、雨が降ると播種ができなくなります。耕起から除草剤散布までの作業は、1日で完了するよう計画的に作業を行いましょう。

 小麦は酸性土壌に弱い作物です。播種前に必ず土壌改良資材(『粒状ハレー28』100㎏/10aなど)を施用しましょう。また発芽率や分げつ本数の向上のためにも深まきは厳禁です。右のイラストのように深さ3㎝程度を目指しましょう。

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