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農のこと

【9月の営農情報】水稲の土づくりについて

収穫作業後は来年度の栽培に向けた「土づくり」の大切な時期です。

■良い土をつくろう 

 JAこうかが推奨する土壌改良(土づくり)資材「スーパーこう太郎」「粒状ケイカル」「シリカサポート1号」「けい
酸加里プレミア34」を活用しましょう。特に田んぼに不足しがちなケイ酸とカリは、米の収量・品質を大きく左右する養分です。

 「シリカサポート1号」は、溶出しやすいケイ酸を多く含み稲に吸収されやすく少量でも高い効果が期待できる肥料です。

■米づくりは土づくりから

 稲わらや稲株が分解されやすくなるよう、地温の高い年内に田んぼをすき込みましょう。また耕起作業で田んぼの中に酸素を入れて微生物の活動を促し、分解を助けることができます。年内にすき込みができなかった場合は、「石灰窒素」を施用すると分解が促進されるため効果的です。

 また株や籾、雑草の種子がサルや鹿の餌にならないためにも早めの耕起を心掛けましょう。耕すことで根の伸びる範囲が広がり、窒素や水分の吸収が良くなります。耕す深さは15㎝以上を目安にしてください。

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