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農のこと

【7月の営農情報】野菜の栽培管理

【夏野菜の中間管理について】

■ナス

2週間に1回、追肥として約30g /㎡の化成肥料を株間や畝肩に施用します。収穫は1~2芽を残して枝ごと収穫することで、株が混み合いにくくなります。秋ナスの剪定は、株全体の3分の1の枝を切り落とすようにします。その後、株元から約30㎝離れたところにスコップを入れて根切りし、スコップを抜きながら化成肥料を約30g /㎡追肥します。こうすることで、新しい枝が伸びてやわらかい秋ナスが収穫できます。収穫が始まると水分を多く欲しがります。水分が不足すると実や皮が固くなったりします。気温が高くなり収穫が始まったら、こまめに水やりをし、土が乾かないように注意してください。

 

■ピーマン

 2週間に1回、追肥として約30g /㎡の化成肥料を畝肩に施用します。マルチをしている場合は、株と株の間に穴を開けて、その穴から施用します。枝の勢いが弱っている場合は早めに収穫し、樹勢の回復に努めましょう。太陽の日差しと暖かい温度を好む野菜ですが、真夏の猛暑となるとそうではありません。強い日差しで実が傷んだり、高温で樹がバテてきます。猛暑が続く場合は、実
を付けすぎないようにして、樹の負担を軽減したり日陰を作って涼しくするなどの対策をしてください。

 

■トマト

 夏期は株元への灌水より畝間への灌水が中心となります。日中を避け、4~5日ごとに灌水すると良いでしょう。収穫がおおむね終了に近づいたら、下葉の古いものは摘葉しましょう。害虫のアブラムシは見つけ次第、取り除くか適用薬剤で防除してください。

 

■カボチャ 

 葉にうどん粉状の白い粉が発生し、病勢の進行により葉やヘタ、茎が白い粉に覆われ枯死する「うどんこ病」は、葉の枯れ上がりを早めるため収穫期間が短くなり、収量の低下を招きます。梅雨後、乾燥する夏季の気象条件でうどん粉病が発生しやすいので、予防剤の散布による初期防除に努めましょう。

 実の日焼けを防ぐには藁や寒冷紗しゃを実の上にかぶせます。ヘタがコルク化したら収穫し、直接太陽が当たらない、風通しの良い場所でヘタを下にして乾燥させましょう。

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