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農のこと

【6月の営農情報】穂肥の施用と水管理について

 ■穂肥の施用

 穂肥は、施用時期・施用量の調整によって、食味や登熟歩合の向上など充実した籾を確保するのに重要な役割を果たします。また、適切な穂肥の施用は、白未熟粒(基部未熟粒・乳白米・背白米など)の対策として有効で、外観の品質低下を防ぎます。

 特に近年は、高温の影響で穂肥の施用時期が早まる傾向があることから注意が必要です。また適期以降の過剰窒素の施用は、タンパク含有量が増加し食味が低下する可能性があります。適期に適正量の穂肥を施用しましょう。

※ 施用前に必ずほ場ごとの幼穂や葉色、株張りなどの状況を見て判断しましょう

※ いち太郎などの一発型肥料を施用している場合は穂肥の必要はありません

※ 営農カレンダーや肥料の予約申込のしおりに品種ごとの詳細を掲載していますので、ご活用ください

※ JAこうか特別栽培米や環境こだわり米・契約米は、肥料の制限がありますので注意してください

品種 時期 施用資材 基本施用量

出穂25日前

(幼穂1mm)

出穂18日前

(幼穂7~10mm)

出穂11日前

 

みずかがみ 6月下旬〜7月上旬

こうのう

有機

かふか50

20kg
コシヒカリ 7月中旬頃 15kg 10kg
キヌヒカリ 7月上旬頃 25kg
日本晴 7月中旬頃 25kg

一般栽培

きぬむすめ

7月中旬頃 25kg

業務用

きぬむすめ

化成肥料201 20kg

穂肥の施用時期の目安 (5月10日に植え付けた場合)

 

 

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