平成28年度のJAこうか管内の地場検査結果(地域・品種別)
本年産米の地場検査米の1等比率はうるち米全体で76.0%となり、昨年よりも1等比率はやや低下しました。2等以下の格付け理由は「心白・発芽米」が多くを占め、原因は、夜温の上昇による影響や、収穫直前の降雨により適期に収穫ができなかったことが考えられます。
品種別の1等比率の状況を見ると、みずかがみとコシヒカリの1等比率が高く、キヌヒカリと日本晴の等級比率が低い傾向となりました。また、特別栽培米と一般栽培米を比較すると特別栽培米の方が1等比率は高い傾向となりました。
日常の管理が第一ではありますが、次年度の計画を立てる際には
「作付品種の選定」や「栽培管理体系の見直し」をしてみてはいかがでしょうか。