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農のこと

7月の水稲管理について

7月は品質向上のため、穂肥の施用と水管理が重要です。

穂肥の施用

穂肥は、施用時期・施用量の調整によって、食味や登熟歩合の向上など充実した籾を確保するのに重要な役割を果たします。また、適切な穂肥の施用は、白未熟粒(基部未熟粒・乳白米・背白米など)の対策として有効で、外観の品質低下を防ぎます。

 

  • キヌヒカリ
    砂壌土地帯以外では、出穂前25日頃(7月上旬)で幼穂が1㎜程度の時期に「こうのう有機かふか50」を25㎏/10a施用してください。
    砂壌土地帯では、出穂前25日頃(7月上旬)に「こうのう有機ゆめ80」を10㎏/10a施用し、その一週間後に「こうのう有機かふか50」を25㎏/10a施用してください。
  • 日本晴
    出穂前25日頃(7月中旬頃)に「こうのう有機かふか50」を25㎏/10a施用してください。
  • コシヒカリ・滋賀羽二重もち
    出穂前15 ~18日頃(コシヒカリは7月上旬頃・滋賀羽二重もちは7月下旬頃)で幼穂が10㎜程度の時期に「こうのう有機かふか50」を10 ㎏/10a施用し、その一週間後に「こうのう有機かふか50」を15 ㎏/
    10aを施用してください。

※ 営農カレンダーや肥料の予約申込のしおりに品種ごとの詳細が掲載していますので、ご活用ください。
※ JAこうか特別栽培米、環境こだわり米は、制限がありますので散布量などに注意してください。
※ 「いち太郎あお」など一発型肥料を施用している場合は、穂肥の施用は必要ありません。
※ ほ場ごとの葉色や株張りに合わせて、施肥量を調節してください。
※ 遅くからの穂肥の施用は食味低下の要因ともなりますので注意が必要です。

 

水管理
中干し後は、水分・酸素不足による品質低下を防ぐため、中干し前に作業した溝を利用し、間断かんがいを実施してください。出穂前後の3週間、常時湛水することはカドミウム吸収抑制対策のために重要です。また、出穂前3週間は、稲体の水分蒸散量が最大になる穂ばらみ期から出穂期にあたります。出穂後3週間は、登熟期で胴割粒や白未熟粒の発生に影響しますので、湛水期間を遵守して、食味向上を図りましょう。

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