JAこうかは10月15日、JA役職員と女性部員が一堂に会し、くらしの活動研修を開きました。
これは、先進JAの取組みと女性部員が行う食農教育の実践事例を学ぶことで、当JAが行う「くらしの活動」を組合員が主体的に参画し実践する取組みにしていくこと目的に実施したものです。JA役職員とくらしの活動担当者、女性部本部役員の36名が参加しました。
研修会でははじめに、当JAの山村良司代表理事専務が、「地域との関わりを強く持てるのがくらしの活動であり、今回の研修を通じて、地域の活性化につながる積極的な取り組みにしていってほしい」と参加者に呼びかけました。その後、JA東びわこ企画管理部くらしの活動課 野口正宏課長が講師となり「食農教育への取組みと職員体制について」と題した講演を実施。新入職員と事業を横断して募集したメンバーによって実践している「ちゃぐりんキッズ」の取組みについて紹介を行いました。
続いて、同じくJA東びわこ女性部「食の研究会」の高橋文子会長が「食の研究会の取組みについて」と題した講演を実施。普段は小学生向けに行っている食農学習を再現し、飲料やおにぎりなどの食材や掲示ボードを使って食の大切さを呼びかけたました。
受講した参加者からは「女性部員や地域の方々との連携や、継続した食農教育のために保護者の方への働きかけはどのようにしているのか」などの質問があり、「今後実践すべきくらしの活動へのヒントを得られた」「幼少期に行う食育活動の必要性を再認識した」と感想が寄せられました。
JAこうかくらしの活動を担当する事務局の山城昭樹課長は、「今回は女性部員とJA職員が一緒に受講したことに大きな意義がある。これを機会に、より多くの組合員に参画いただき、地域の活性化につながるくらしの活動の実践につなげたい」と話します。