当JAは、地元の農畜産物を使ったレシピを募集する「こども料理コンテスト」を昨年11月から今年1月にかけて実施し、2月3日に表彰式を行いました。表彰式は、新型コロナウイルスの感染防止の観点から規模を縮小し、最優秀賞の受賞者を対象として実施。低学年の部には甲賀市水口町の新開恋羽さんが考案した「手でたべるカレー」、高学年の部には甲賀市水口町の多田倖菜さんが考案した「紅白大根ギョーザ」が最優秀賞に輝きました。
このコンテストは、地元食材を使った料理レシピを募集し、子どもの食に関する考え方や興味を引き出すとともに、地元食材をより身近に感じてもらい、食べ物の大切さや理解を深めることが目的。甲賀市教育委員会と湖南市教育委員会、一般社団法人家の光協会、JAこうか女性部が後援として実施しました。テーマは、「ごはんに合うおいしいおかず」・「ごはんを使った料理」で、低学年の部と高学年の部に分けて募集し、総数32点が集まりました。作品の中には、管内が忍者の里とされていることから忍者をイメージした料理や、当JAのブランド野菜「忍(しのび)」シリーズを使った料理など、工夫を凝らした作品が集まりました。
表彰式では、当JA山田嘉一郎代表理事組合長が最優秀賞を受賞した新開さんと多田さんに表彰状と副賞を手渡し、「これからも地元の安全安心な農産物をたくさん食べて、元気に成長してほしい」と激励。受賞に対し、新開さんと多田さんは「誰もが食べたことのないような楽しい料理を地元の野菜を使いながら作ってみたい」「家族が育てた野菜を使って考えたレシピなので受賞できたことがとても嬉しい」などと感想を話しました。
入賞者は以下の通り。※敬称略
【低学年の部】▽最優秀賞 新開恋羽 ▽優秀賞 多田力侑、渡辺萌 ▽組合長賞 阿瀬百恵 ▽女性部長賞 太田優
【高学年の部】▽最優秀賞 多田倖菜 ▽優秀賞 藤丸清志郎、柏原珀来 ▽組合長賞 清水さら咲 ▽女性部長賞 渡邊柚安
写真=最優秀賞を受賞した新開さん(右)と多田さん(中央)
(令和3年2月3日、甲賀市水口町 JAこうか本所にて)