播種目安と注意点
管内での播種の目安は、11月1日~11月10日です(中山間地域は少し早めの10月下旬でもOKです)。播種が早いと病害の影響を受けやすく、遅いと茎数不足による収量低
下などにつながります。
麦類は土壌湿害を受けやすいため、土壌がよく乾いた状態で播種を行いましょう。また、そのためにも排水対策が重要です。排水溝や排水口の設置などほ場の排水性に合っ
た対策を行いましょう。
小麦播種作業の流れ
≪播種の作業工程≫ 資材散布→耕起→施肥→播種→覆土→除草剤散布
耕起後、雨が降ると播種ができなくなります。耕起から除草剤散布までの作業は、1日で完了するよう計画的に作業を行いましょう。
小麦は酸性土壌に弱い作物です。播種前に必ず土壌改良資材(『粒状ハレー28』100㎏/10aなど)を施用しましょう。また発芽率や分げつ本数の向上のためにも深まきは厳禁です。左のイラストのように深さ3㎝程度を目指しましょう。