JAこうか女性部と(一社)家の光協会は9月7日、当JAホールで『クッキング・フェスタ』を開きました。
このフェスタは、地元食材の美味しさや地域の伝統野菜の魅力について知ってもらうことで、食・農の大切さを広め、地産地消を盛り上げていくことを目的に毎年開催しているものです。今年は同女性部が25周年を迎えるにあたり、料理研究家の小川聖子氏を講師に迎え、『地域の伝統野菜を活かした食文化』と題した講演を実施。女性部員らが中心となって参加者を呼び掛け、約210名が集まりました。
フェスタでは、小川氏が伝統野菜などの地元食材をふんだんに使用した『牛肉と水口かんぴょうのゴマ味噌煮』『下田ナスと杉谷とうがらしの揚げ浸し』など試食会のメニュー6品を紹介。女性部の役員らが小川氏とともに調理したオリジナルのお弁当が振る舞われました。食後には、小川氏が記念講演を行い、和食の良さや地産地消への思いを参加者らに話しました。また、試食会で振る舞ったメニューの調理実演や、野菜の歴史などの話もあり、参加者らは「食べ物の原産地や日本固有の食材、伝統野菜などを知ることができ、買い物に行った際の食材を選ぶ目が変わった」「実演を見ることができたので、わかりやすかった。伝統野菜を使った料理のレパートリーが増えた」などと感想を話しました。