作物が育ちやすい時期になりました。それと同時に雑草も勢いを増してきます。雑草が繁殖することで肥料の栄養分を取られたり、風通しが悪くなって病気の原因菌が増えたり、害虫の住処になったりとデメリットが増えます。次の2つのポイントをぜひ試してください。
ポイント① 「雑草は小さいうちにとる」
発芽して2~3日くらいの雑草は根が弱く、この時点での除草が一番楽です。直接手でむしるか、移植ゴテなどの道具で地表面を軽く削り取るなどして、取り除いてしまいましょう。
ポイント② 「畑の周辺にも目を配る」
畑の周囲に雑草が残っていると、やがて多くの種ができ、それらが畑の中に落ちてしまい、後の除草作業が大変になります。作物の管理が第一ですが、畑周りの雑草が種を付ける前に、取り除くことを心掛けましょう。また畑の中でも、欠株などで空いた所や、何かを植えるつもりで早めに立てた畝は、管理を忘れがちです。雑草に成長する隙を与えないような管理を行いましょう。