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農のこと

【12月の営農情報】水稲品種の選び方

 来年度の米づくりに向けて、肥料農薬関係の申込書が11月に配布されています。そこで今回は水稲品種の選び方をご紹介します。

滋賀県の奨励品種から選ぶ

 まず、滋賀県の奨励品種から選ぶことをおすすめします。これは良質な種子の供給体制が整っていることや栽培指導に関する情報(「栽培ごよみ」など)が作成されているためです。

自分の田んぼに合った品種を選ぶ

①刈り取り時期に気を付ける

 すべての田んぼの稲が適期に刈り取りできるよう、品種を選ぶことが大切です。

 下記の表を参考に、成熟期の異なる品種を植えることが理想的です。同じ品種を作付けする場合は、田植え日をずらして順次、適期刈り取りできるようにします。

品種別の成熟期目安(5/10頃移植)

成熟期 品種
8/27 みずかがみ
9/3 コシヒカリ
9/4 キヌヒカリ
9/18 日本晴
9/20 きぬむすめ
9/26 滋賀羽二重糯
②品種の特性を知る

 水稲品種の特性を知り、気象条件や田んぼの土壌、立地に合わせた選定をすることが大切です。稲の倒伏耐性や耐暑性、病気の抵抗性を調べ、田んぼに合った品種を選定しましょう。

 近年、夏期の高温の影響から、米の品質低下が懸念されます。この場合は耐暑性の強い品種(みずかがみ)に換えることもひとつの方法です。

滋賀県育成品種「みずかがみ」

 日本穀物検定協会 平成29年産米の食味ランキング「特A」3年連続獲得!

 ・需要が増えているみずかがみは最も有望な近江米ブランドへ!

 ・滋賀県の平成31年産作付目標は3,000ヘクタール以上!

 生産者の皆さまとともに「みずかがみ」のブランドを大きく育てましょう!

 

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