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平成30年度 JAこうか女性部通常総会が開催

 滋賀県のJAこうか女性部の平成30年度通常総会が4月28日、甲賀市水口町にある同JA本所で開かれ、部員や関係者など約110名が参加しました。

 総会では、同部の上田和子部長が「協同という大きな旗の下で、食と農を基軸とした活動に仲間とともに参画し、今後も地域に根差した取り組みを広めていこう。そして、地域に愛され、必要とされる女性部に皆で育てていこう」と挨拶。その後、山田嘉一郎組合長が「女性であるがゆえのパワーをお貸しいただき、協同の輪を広めていただきたい。そして、女性部の活動を通じ、生活を充実させてほしい」と激励しました。

 議事では、同部の川島鈴子さんが議長となり、平成29年度の活動報告や収支決算、平成30年度の活動計画や収支予算など、上程された5議案すべてが賛成多数で原案通り可決・承認。その後、同部の新役員とJA事務局員の紹介があり、それぞれ平成30年度の抱負を話しました。

 総会後には、『きらめき介護塾』代表取締役の渡辺哲弘さんが『大切な人を理解できるようになりたい~地域に寄り添い 地域で寄り添う~』と題し、認知症をテーマとした記念講演を実施。「認知症の人と関わるときに大事にすべきことは、ちゃんと最後まで話を聞くこと、そして何をしたら良いか一つひとつ声を掛けてあげること。そして、今までと変わらないお付き合いを続けることが大切」と呼び掛けました。参加者からは「自分も親の介護をしているので、接し方など学ぶことができ、気持ちの上でも少しゆとりができた」「“認知症”という身近なテーマなので、興味深く勉強になった」などと感想が挙がりました。

 同部の事務局員は「女性部活動を部員以外にも広く知ってもらうため、昨年度から総会後の記念講演を一般参加可能にしたことにより、講演への参加をきっかけに女性部に興味を持ち入部していただいた方もおられた。今後も多くの方に女性部の魅力を伝え、仲間づくりをすすめるとともに、次世代につなぐ活動の活性化と女性部組織の強化を図りたい」と話します。

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