滋賀県のJAこうか女性部『石部パッチワークグループ』とJAおうみ冨士女性部『ボランティアグループ』は4月19日、湖南市にあるJAこうか石部支所で交流会を初開催し、両グループから合わせて約20名が参加しました。交流会では、ボランティアグループメンバーが石部パッチワークグループメンバーに布ぞうりの作り方を指導し、和やかに交流が行われました。

　ボランティアグループでは、JAおうみ冨士管内にある直売所で布ぞうりを販売。売上金の一部を東日本大震災の復興支援義援金としており、この活動を知った石部パッチワークグループのメンバーが布ぞうり作りを通じた交流会を発案し、ボランティアグループメンバーが快諾して初の実施となりました。

　交流会では、グループメンバーごとにペアになって布づくりを開始。不要になった浴衣を切ってつなぎ合わせた紐を使い、ボランティアグループが指導しながら足の指に紐をかけて編む昔ながらの方法で布ぞうりを作り上げました。慣れない姿勢で作業を行う石部パッチワークグループメンバーらにボランティアグループが声を掛け励ますなど、終始和やかな交流会となりました。

参加者は「協力して一つの物を作ることができ、感動を分かち合えた。今度はJAおうみ冨士女性部の管内を訪れたい」「滋賀県内にはたくさんの女性部があるので、交流を通じてそれぞれの良さや取り組みを共有し、互いに高めていきたい」と感想を話しました。