秋の収穫作業は、ほぼ終わられたことと思います。収穫作業は来年度に向けて地力を回復させるため、次の3点に取り組んでいきましょう。
①深く耕す
耕す深さは15cm以上を目標にしましょう。耕すことで根が伸びる範囲が広がり、窒素や水分の吸収が良くなります。
②早めのすき込み
稲わらや株が分解されやすくなるよう、年内に田んぼをすき込みましょう。すき込みで田んぼの中に酸素を入れ微生物の活動を促し、分解を助けることができます。
年内にできなかった場合は、石灰窒素を施用すると分解が促進され効果的です。
また株や籾、雑草の種子がサルやシカのエサとならないためにも早めの耕起を心掛けましょう。
③土づくりのために土壌改良資材を
品質向上、増収のために土壌改良資材を活用しましょう。
肥料名 | 10a当たりの使用量 |
スーパーこう太郎 | 100㎏ |
ニューケイカル | 100㎏ |
けい酸加里プレミア34 | 60㎏ |
これらの肥料は営農経済センターまたは「土壌改良(土づくり)資材予約申込書」から注文できます。詳しくは最寄りの営農経済センターへお問い合わせください。