春の栽培管理
小麦の収量は穂数をいかに多くするかで決まります。2月中旬から3月上旬にかけての幼穂形成期は、穂肥の施用時期であり、この時期の施肥は1穂当たりの粒数を確保するのに最も高い効果が得られます。
穂肥施肥量の目安
基本型の施肥設計の場合は『№19抑えきいろ』を10a当たり15㎏を目安に、省力型施肥設計の場合は『麦笑』を10a当たり50㎏を目安にして、それぞれ生育状況に応じて3月上旬に施用してください。元肥一発施肥設計『麦パンチ』の場合は穂肥の必要はありません。なお、施用時期が遅れると倒伏の恐れがありますので注意してください。