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農のこと

8月の野菜栽培管理

露地野菜の台風対策

 台風被害の対策として、果実がついていると風で揺られて株が傷むので収穫できるものは早めに収穫しましょう。また、支柱などの誘引を再確認して補強を行います。さらに、ほ場への滞水防止のため排水溝をさらえるなど排水に努めましょう。台風通過後には、速やかにほ場の排水を行うとともに、支柱を建て直して誘引しましょう。天候の回復を待って株元へ土寄せを行い、場合によっては追肥や土戻しを行います。風雨で野菜が傷んでいる場合は、殺菌剤を散布するのも良いでしょう。

 

夏野菜の管理

トマト  

 トマト収穫が終了に近づいたら、下葉の古いものは摘葉します。2週間に1回化成肥料を株元に施用しますが、マルチをしている場合は、マルチのすそをめくって畝うねの肩にまき、元に戻します。マルチに穴を空けて行っても良いです。害虫のアブラムシは見つけ次第、取り除くか適用薬剤で防除します。

ピーマン

 image12週間に1回、追肥として約30g/㎡の化成肥料を施用します。マルチをしている場合は、株と株の中間に畝に穴をあけて、その穴に肥料を施用します。マルチをしていない場合は、畝の肩に肥料をまいて、中耕を行います。枝が混み合ってきたら更新剪定を行います。着果数が多い場合は樹勢が弱くなるため、早めの収穫を心掛けましょう。

ナス

 nasu2週間に1回、追肥として約30g/㎡の化成肥料を施用し土寄せします。枝が混み合ってきたら更新剪定を行います。株全体の2分の1から3分の1の枝を切り落とします。その後株元から30㎝離れたところにスコップを入れて根切りし、スコップを抜きながら化成肥料を約30g/㎡追肥します。こうすることによって、新しい枝が伸びやわらかい秋ナスが収穫できます。

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