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農のこと

7月の茶園管理

7月は土壌改良と防除がポイントです

土壌改良
 二番茶摘採後からは土壌改良に適した時期に入ります。茶樹の健全な生育、安定生産を図るため、積極的に土づくりを行いましょう。
 基本的には土性の酸度矯正、有機物の施用、不足成分の補充となりますが、基準量以上の施用などにより極端に土壌成分が変動することがないよう、改良作業を行う前には土壌診断することをおすすめします。

病害虫防除
 二番茶後の茶園は一年で最も病害虫が発生しやすい時期です。病害虫の予防として行う基幹防除と発生状況を見て防除を行うことが必要です。
 カンザワハダニ、チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイの基幹防除の適期は7月下旬~8月上旬です。また、7月中旬頃にはチャノコカクモンハマキの発生が見られます。茶園をよく観察し、適期防除できるよう努めましょう。
 7月、8月は気温が高く、作業で疲れやすい時期ですので、安全を心掛けてください。また、散布前には農薬のラベルをよく読んで使用基準は必ず守ってください。風が強い日など、ほかの農産物に飛散する恐れのある日は散布を避けるなど細心の注意を払いましょう

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