JAこうかは7月27日、湖南市にある湖南市市民産業交流促進施設「ここぴあ」で、第2回目となる「ちゃぐりんキッズ倶楽部」を開催し、9家族26人が参加しました。

　第2回目（全6回）となる当日は、9月の防災月間に向け防災意識を高めてもらうことを目的として、災害時に役立つクッキング体験と一般社団法人家の光協会が発行している子ども向け農業雑誌「ちゃぐりん」を活用した防災教室を実施しました。

　クッキングでは、カレー、防災ごはん、ポリ袋で作るゼリー、浅漬けの4品に挑戦。調理中には「ニンジンは皮を剥かなくてもいいよね。固くて切りにくいね」「タマネギはどんな形に切ったらいいの」など子どもたちから質問が飛び交い、野菜を煮る頃には、順番に楽しそうにかき混ぜる姿が見られました。防災ごはんは、甲賀市産のお米と玉ねぎを使用したJAこうかオリジナル商品の「フリーズドライごはん」と「ポリ袋で炊くご飯」を体験。「自分達で作ったカレーは美味しい。ポリ袋で炊いたごはんもフリーズドライごはんも美味しい」と子どもたちは、何度もおかわりし笑みを浮かべていました。

　同JAくらしの活動課の事務局担当者は「今回の活動を通じて、家族で防災について考えてもらうきっかけになれば嬉しい。そして、野菜が成長する過程や収穫を通じて、食と農の大切さをみんなで楽しく学んでほしい。」と話しました。

　第3回目は、9月14日に「農家体験にチャレンジ」と題し、12月に行われる大農業祭で販売する秋冬野菜の定植を行う予定です。