■追肥
麦の栽培において、収量と施肥はとても深い関係にあります。追肥は12月中旬から1月中旬にかけて、『化成肥料201』を10aあたり10㎏ 施用してください。茎数が多くて葉色が濃い場合は窒素分が穂肥施用前に切れる恐れがあるため遅らせて施用し、逆に茎数が少ない場合は追肥を早めてください。
※ 省力型の肥料をお使いの場合は、追肥の必要はありません
■排水
畝うねの中央部の葉色が黄色化しているような場合は、湿害が起きていると考えられます。分げつ期の湿害を受けると収量が低下するだけでなく、根の伸長も不十分となり、品質が著しく低下します。
今一度、排水対策を講じるとともに、雨水がほ場に停滞しないよう溝さらえなどにより、排水環境を整備することが重要です。