ＪＡこうか女性部の倶楽部活動『サンシャイン倶楽部』は3月2日、令和4年度の最終回となるウォーキング活動を実施。蒲生郡日野町の『日野ひなまつり紀行』を訪ね、倶楽部員ら23名が雅な人形展示とウォーキングを楽しみました。

　このまつりは、2月から3月頃に同町の大窪から村井・西大路地区にかけての商家や個人宅、商店の店先など150ヶ所以上に雛人形や雛飾りがされる催しです。緋毛氈（ひもうせん）や御簾を飾る『桟敷窓（さじきまど）』から覗くと各家に代々伝わる雛人形や手づくりの飾り人形などが華やかに飾られる姿が楽しめます。

　当日のコースは約7.2km。近江鉄道日野駅に集合した部員らは、冬の残り雪もちらつく中、『日野まちかど感応館』までの往復の道程を元気に歩きました。商店街や商人屋敷など、歴史を感じさせる町並みに映える緋毛氈の赤さに引き寄せられるように足を止めては、江戸時代から続く雛人形の艶やかさに目を喜ばせつつ、歴史と文化を堪能しました。

　参加者は「中々見る機会のない、色々な時代の珍しいお雛様が見られて楽しかった」「寒いと家に閉じこもりがちだったが皆と楽しく歩けてよかった。これからも楽しみ」と喜びました。

　事務局担当者は「コロナ禍でも皆さんにご協力いただきながら、一年間通して健康づくり活動ができてよかった。春からは久々にバス旅行なども計画しているので楽しみにしてもらえたら。次年度も皆さんにいきいきとしていただけるような、健康づくり活動を継続していきたい」と抱負を話しました。