そろそろ、春に向けて栽培計画を練る時期です。今年収穫したい野菜は決まりましたか?
野菜の種類、種の大小、まく場所などの条件によって種のまき方は変わってきます。代表的な2つの方法を紹介しますので、育てたい野菜に合わせてまき方を変えましょう。
①条まき
畝に鍬で浅くまき溝をつけ、まき溝に沿って適当な間隔で種をまきます。まき溝は、畝に沿ってつける方法A と、畝に直角につける方法Bがあります。
種が小さいものや、葉茎に十分光を当てたい野菜に適します。
例:カブ、レタス、ホウレンソウ、ネギ、コマツナ、ニンジン など
②点まき (1ヶ所に3~6粒ずつ)
Cのように畝に瓶などでまき穴をつけるか、鍬で浅くまき溝をつけた中に間隔をあけて、1ヶ所3~6粒ずつ種をまきます。
Dのように千鳥に穴をあけてまくこともあり、千鳥まきと呼びます。
ダイコンやハクサイなど、大型に育つ野菜などを直まきする時に適しています。
例:トウモロコシ、エダマメ、インゲン、ダイコン、エンドウ、ハクサイ、キャベツ など