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【10月の営農情報】小麦の播種作業 ~ポイントは適期作業~

■播種目安と注意点

 管内での播種の目安は、11月1日~11月10日です(中山間地域は少し早めの10月下旬でもOKです)。播種が早いと病害の影響を受けやすく、遅いと茎数不足による収量低下などにつながります。

 麦類は土壌湿害を受けやすいため、土壌がよく乾いた状態で播種を行いましょう。また、そのためにも排水対策が重要です。排水溝や排水口の設置などほ場の排水性に合った対策を行いましょう。

■小麦播種作業の流れ

《播種の作業工程》 資材散布→耕起→施肥→播種→覆土→除草剤散布

 耕起後、雨が降ると播種ができなくなります。耕起から除草剤散布までの作業は、1日で完了するよう計画的に作業を行いましょう。

 小麦は酸性土壌に弱い作物です。播種前に必ず土壌改良資材(『粒状ハレー28』100㎏/10aなど)を施用しましょう。また発芽率や分げつ本数の向上のためにも深まきは厳禁です。右のイラストのように深さ3㎝程度を目指しましょう。

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