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農のこと

【7月の営農情報】畦畔の草刈りと水管理

■カメムシに要注意!

 昨年に続き、暖冬の影響によるカメムシの被害が懸念されます。カメムシの食害により斑点米が発生し、品質が低下する可能性があります。薬剤防除と雑草管理を組み合わせることで防除効果を高めましょう。特に「みずかがみ」は、ほかの早生品種より出穂が早く、カメムシなどの被害を受けやすいので注意しましょう。(R3年は1等比率90%、2等以下格付理由99%がカメムシ)

エイノウ

 

 左の図のように出穂3週間前と出穂期の2回連続で畦畔の草刈りを行い、カメムシを防除しましょう。

 また、滋賀県やJA等の病害虫防除情報を参考にしてください。

 

 

 

 

 

■水管理について

 近年、稲の登熟期に高温となることが多く、水分不足によって乳白粒の発生や籾の充実不足が多発する傾向があります。高温が予想される場合は特に注意が必要です。また、多くの品種が8月中に出穂期を迎えます。品質向上とカドミウム吸収抑制のため、出穂前後各3週間は湛水管理をしましょう。

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