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【11月の営農情報】「連作障害」の原因と対策

連作障害とは

 同じ種類の野菜(表1)を、同じ場所で作り続けていると生育不良となり、収量が減収することがあります。これを「連作障害」といいます。土壌中の病害虫の発生と肥料成分や微生物のバランスの崩れが主な原因です。

連作障害を防ぐには

 さまざまな要因により起こる連作障害を効果的に抑制するには、次のような方法があります。一つだけでなくそれぞれを組み合わせて行いましょう。

(表1)

アブラナ科 キャベツ、白菜、カブ、ダイコンなど
ナス科 ナス、ピーマン、トマト、ジャガイモなど
ウリ科 カボチャ、キュウリ、スイカ、メロンなど
①輪作(ブロックローテーション)

  連作障害は、同じ作物を同じ場所で栽培すると発生しやすくなるので、毎年どの場所で何を栽培するのか十分に計画を立てましょう。

②コンパニオンプランツの活用

 2種類以上の植物を近距離に植えて栽培すると、お互いの成長によい影響を与え生育が良くなったり、病害虫を防ぐなどの効果が現れることがあり、そのような関係にある植物同士を「コンパニオンプランツ」といいます。(表2)を参考にしてみてください。

(表2)

良い組み合わせの例
ネギ類 + スイカ・キュウリ・メロン
マリーゴールド + トマト・ジャガイモ・キュウリ・マメ科
ソルゴー + ナス
バジル + ミニトマト
③有機物の投入

  堆肥などの有機物を土壌に投入し、通気性・排水性・保水性を高めて微生物の住みやすい環境を整えることで、野菜が健常に育ち病害虫を減らすことができます。

④適切な施肥管理

  土壌診断を行い、作物の生育に応じた施肥を行うことで、生理障害の発生を抑制することができます。

⑤接木苗の活用

果菜類の栽培で、連作障害や生理障害が心配な場合は、接木苗を使用することで軽減できます。

⑥土壌消毒

  夏場の気温が高い時期に、ポリマルチを土壌表面に張り、太陽熱により土壌温度を上昇させて物理的に病原体や害虫を駆除する太陽熱消毒法があります。

 (表3)を参考に、次年度に向けた栽培計画を立てましょう。

(表3)

次に野菜を栽培できるまでの目安 野菜名
連作可能 カボチャ、タマネギ、ニンジン、ネギなど
1年休む カブ、コマツナ、ダイコン、キャベツなど
2年休む キュウリ、ジャガイモ、白菜など
4~5年以上休む サトイモ、トマト、ナス、ピーマンなど
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