ＪＡこうか女性部の通常総会が4月27日、甲賀市水口町にあるＪＡ本所で開かれ、部員や関係者など約100名が参加しました。

　総会では、同部の上田和子部長が「協同という大きな旗の下で、食と農を基軸とした活動に仲間とともに参加し、地域に根差しした取り組みを広めていこう。そして、今年度当女性部が25周年を迎えるにあたり、地域の魅力や女性部の存在意義、今後の課題などを部員同士で話し合い、共有し、新しい時代へとつないでいこう」と挨拶。

　議事では、平成30年度の活動報告や収支決算、平成31年度の活動計画や収支予算など、上程された4議案すべてが賛成多数で原案通り可決・承認されました。総会後には、京都大学名誉教授の笹田昌孝氏が『からだの健康とともに こころの健康を創る～地域で元気に輝こう～』と題した講演を行い、がん・認知症・血管病の三大疾患の予防方法を紹介。参加者らは、笹田氏の「足を使って毎日外出し、五感をフル活動することで、身体も心も健康になる」との話を熱心に聞き、「自然との関わりを持つことで心の健康にもつながるという話が興味深かった。土が遠い存在となりつつある中で、改めての自然や農業にふれる機会を積極的に持ちたいと感じた」と感想を話しました。

　同女性部の事務局員は「計画の重要実施事項である①食を守る　②農業を守る　③地域を担う　④仲間を作る　⑤ＪＡ運営に参画する、を着実に実践するため、部員同士が共通の思いを持ちながら新しいことに挑戦し、協同組合の一員として、食・農・地域の活性化を図るととともに、仲間づくりやＪＡ運営への参画を進めていきたい」と抱負を話します。