ＪＡこうか女性部とＪＡいがほくぶ女性組織は3月8日、湖南市のＪＲ石部駅から長壽寺・真明寺経由でふたたび石部駅に戻る総距離９km余りの交流ウォーキングを実施し、約50名が参加しました。
両JAは過去から金融部門を中心に交流があり、女性部も平成23年度から交流を開始。これまではJA祭りなどでステージ発表や加工品の販売など互いに訪問し交流を重ねてきたが、今回は両女性部の活動内容についてより深く情報交換することを目的に交流ウォーキングを開催。JAいがほくぶの管内が松尾芭蕉生誕の地であり、JAこうか管内の湖南市石部地区は芭蕉が晩年を過ごした地と言われていることから、松尾芭蕉つながりの交流ウォーキングとなりました。
ウォーキング当日、石部駅を出発して東海道五十三次の石部宿を通る道中では、JAこうか女性部員がJAいがほくぶ女性組織の参加者らに石部宿や歴史、周辺の建物について説明し、互いの活動内容について情報交換するなどして交流を深め合いました。休憩地点として立ち寄った長壽寺と真明寺では、感謝する気持ちを持つことの大切さを盛り込んだ内容の法話を聞いたほか、芭蕉の句碑などを見学しました。
参加者は「互いに励まし合いながらウォーキングし、長い道のりだったがあっという間に感じた。ゴール地点に到着した際には一緒に喜ぶことができ、親睦がさらに深まったと思う」「長い間女性部に加入しているが他JAの女性組織の方とは話す機会がなく良いきっかけだった。会議形式で意見交換するのは話しづらいので、今回のようにウォーキングで共に汗を流し、食事も共にすることで活動内容や思いを聞くことができ、新しい一面を知ることができた」などと感想を話し、今後の活動に意欲を高めました。
